もうオフィシャルサイトはいらない!1ヶ月以上前の適時開示情報を検索できる「TDnetSearch」

お金のはなし, 株式投資

日本取引所グループの「適時開示情報閲覧サービス」は残念ながら1ヶ月分のデータしか見ることができず、複数の企業の開示情報を過去に遡って調べるには残念な仕組みでした。

また、テーマを絞って検索するときも非常に使いづらい仕様となっており、代替の便利なサイトがないかと思い見つけたのが今回紹介する「TDnetSearch」です。

「TDnetSearch」の特長

多彩な検索が可能


上記のような色々な条件で絞り込んで検索可能。
全文検索が可能なので、気になるトピックスで確かな情報を探したい時に役立ちます。
特にPERやPBR、配当利回りで絞込ができるので、かなり便利です。
下がPERが0以上8以下の企業を検索した画面です。

このように検索条件に合致した企業の開示情報が新しい順に表示されます。
自分の検索に合致しているかもひと目で分かり、それ以外の情報も同時に表示されるので、さらに検討するかどうか判断しやすいです。
短信の場合は「ANALYZE」のリンクが表示されるので、気になった会社は「ANALYZE」をクリックすれば業績などを見ることができます。
下で詳しく説明します。

サクッとわかる「分析機能」

たまたま一番上に表示された「株式会社菱友システムズ」さんをベースに説明します。
下の画像の通り「参考指標」「経営成績」「経営成績の推移」、ここでは表示されていませんがその他に「バランスシート」などが数値、グラフで表示されます。

私的に注目したのは「進捗率」です。
ここを見れば直近の企業の動向が一目瞭然です。
意外とこの進捗率は自分で計算しないとパッと出てこない情報なので、これだけでも今後このサイトを使いたいなと思わせる仕掛けになると思います。

気になる企業をまとめられる「パーソナライズ機能」

Googleアカウントと紐付けることで継続的にウォッチしたい銘柄を保存しておくことができます。
一番右上の「ログイン」より登録してから条件検索等をすると、下の画像のように「MARK」リンクが表示されるようになりますので、気になる銘柄はクリックするだけで、ナビゲーションバーの「マーク」で時系列で開示情報を見ることができます。

まとめ

まだまだ完成度としてはこれからの感じがするサービスですが、今ある機能だけでもかなり使えるサイトだと思います。
これからの発展を楽しみにしたいサービスですので、一度お試しください。

TDnetSearch |東証の適時開示情報を検索