リアルタイムで格安SIMの通信速度比較ができる「SIMW」

MVNO, スマホ・タブレット

SIMW」は格安SIMのリアルタイムの通信速度を比較できるサイトで、7月26日現在主要な7社の通信状況をグラフで見ることができます。

測定方法等

調査ブランド

OCN モバイル ONE、IIJmio、mineo、楽天モバイル、BIGLOBE SIM、FREETEL、LINE MOBILE
(2017/7/26時点 今後拡大予定)

測定場所

東京都新宿区のある場所で定点観測しています。

測定端末

iPhone 6s

測定方法

Safariブラウザ上で10~15分間隔でスピードテストを自動で行っています。
SIMWではユーザーの実環境に近い通信速度データを目指しています。
そのため、通信速度の計測手法は一般的なスピードテストアプリと違い、レイテンシを含めた時間で通信速度(Mbps)を求めています。

ということですが、「レイテンシ」という聞きなれない単語が出てきましたが、調べてみると「転送要求を出してから実際にデータが送られてくるまでに生じる、通信の遅延時間のこと」ということです。
逆に一般的なスピードテストアプリはこれを踏まえていないので、体感速度とは異なるスピードが表示されることがあるのでしょうか。
「SIMW」がユーザーよりの結果を出しているのではないかと思われる1つの要因ですね。

直近3日程度のグラフ

「SIMW」はオフィシャルでグラフを埋め込むことができるようになっているので、以下に3日分埋め込みました。

※リアルタイムで表示できるよう埋め込んでいます

過去 24H

前日 24H

前々日 24H

主要な7社で一番使えそうな格安SIM会社は?

どのグラフも一番スピードが落ちるのがお昼休憩時の12-13時でした。
この時間帯にスピードが遅くなるのが困ると言う方は格安SIMは止めておいたほうが良さそうです。
下が3日間の12:30時点の具体的なスピードです。

いかがでしょうか?
1MBを超えることは無いと考えたほうがいいでしょう。

動画などリッチなコンテンツやグラフィックにこだわっているゲーム・アプリなどを使いたい方は後悔する可能性大ではないでしょうか。
実際私は「IIJmio」を使っていますが、ゲームアプリはエラーで開くことができないタイミングが度々あります。
メールや文字ベースのSNSなどでしたらストレスなく使えていますので、そういった方は大幅にコストカットになりますので、格安SIMを検討するのもいいでしょう。

とは言ってもあくまでもこの速度は測定場所(東京都新宿区のある場所)なので、それ以外の地域の方はあくまで参考値に過ぎませんので、その点は注意が必要です。
格安SIMの中には試用期間があるものもありますので、まずはデータ契約で試用してから本回線をMNPするのが間違いないでしょう。

試用期間のある格安SIM

この記事を書いている時点では残念ながらスピードテストされている7ブランドで試用期間がある会社はありませんでした。
調べたところそれ以外で試用できるサービスが2社見つかりました。

DTI SIM

契約手数料は3000円必要ですが6ヶ月間データ通信が3GBまで無料で試せます。
聞きなれないブランドですが、元は「TONEモバイル」と同じです。
お試しプラン|DTI SIM:【dream.jp】

UQ mobile

圧倒的なCMで知名度を上げた「UQ mobile」は、15日間のお試しが可能です。
ご存じの方も多いと思いますが、UQはauのセカンドキャリアなので、ドコモの端末はSIMロック解除が必要となります。
Try UQ mobileレンタル|UQmobile|格安スマホ・格安SIMのUQmobile

まとめ

格安SIMはどの会社を選べばいいか本当に迷いますよね。
特に外出が多い方は慎重に選ぶべきだと思います。
私的には電話は大手キャリアで通信を確保しつつ、データを格安SIMで万が一繋がらなくても問題ない、という状況がいいかなと考えています。
参考になれば幸いです。

2017/07/26MVNO, スマホ・タブレット