確定拠出年金の退職後手続きと自動移換されてしまった場合の注意点
以前勤めていた会社は確定拠出年金制度を導入していた会社でしたが、転職後の会社は当初確定拠出年金制度を導入しておらず、何の手続きもしないまま放置していました。
元々は野村證券の確定拠出年金でしたが、退職後6ヶ月間の移行手続き期間中に何もしなかったため、自動移換されてしまってる状況でした。
最近になって勤めている会社が確定拠出年金制度を導入したので、移管手続きをしましたが、その際得られた知見をまとめておきます。
今更知った確定拠出年金「自動移換」のデメリット
- 資産の運用ができない
- 管理手数料がかかる(51円/月)
- 自動移換中は老齢給付金を受けるための加入者等期間に算入されない
まあ自動移換でいいことはなさそうですので、早急に手続きをしたほうがよさそうです。
自動移換先
移動移換先は「国民年金基金連合会」になるようです。
→国民年金基金連合会
運営管理機関
国民年金基金連合会に自動で移換された場合の記録関連業務(「レコードキーピング業務」)は日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社が担当しているとのことです。
移管手続きの際に選択が必要でしたので備忘録として。
→日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社
自動移換からの手続方法
現在の職業などへ異なりますので、以下のサイトを参考にお願いします。
→お手続きについて|特定運営管理機関
手数料
自動移換される時の手数料
項目 | 金額 |
---|---|
特定運営管理機関手数料 | 3,240円 |
連合会手数料 | 1,029円 |
管理手数料(自動移換されている間) | 51円/月 |
自動移換されてからの手数料
項目 | 金額 |
---|---|
他の企業型確定拠出年金/個人型確定拠出年金(iDeCo)への移換手数料 | 1,080円 |
脱退一時金/死亡一時金の裁定手数料 | 4,104円 |
詳細は以下のサイトをご参考にしてください。
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